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海邦福祉会 高志保園

2017年01月23日(月)

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氏名 久保 亜樹人さん
勤続年数 入社4年目

Q1

高志保園でどんな内容でお仕事されているのでしょうか?

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「障害者支援施設 高志保園」は、障がい者の施設入所支援・生活介護支援を行っております。障がい者に対する支援も「福祉」という一括りで括られるんですが、世間一般的に言う福祉は、ベッドから車いすに移乗を行ったり、食事や入浴などの介護というイメージが強いと思いますが、こちらの施設は身体的に問題のある障がい者は少なく、知的障がい者がメインになりますので、一般的な支援だけでなく、その方の能力を伸ばすという支援を心がけています。
一人一人に「サービス利用計画」を作成し、これに沿ってその方のニーズを引き出し、支援に落とし込んでいきます。
例えば、療育音楽も、ただ音楽をやるだけじゃなくて、それに意味を持たせたり、発声練習をより効果的にするためにどうしたらいいのかなど、いろいろな参考書を引っ張りながら調べたり、楽器を使ってみたりと、様々なことにチャレンジしながら入所者の能力を伸ばせるよう努めています。
もちろん、24時間こちらの施設で生活を行っているので、朝起きて、顔洗って、朝ご飯食べて、歯磨きして、日中に日課といわれるものも行い、食事や入浴などの支援も行います。障がいを持った方がなかなか上手くこなせない事を介護という形で支援を行うこともあります。
シフトは早番、日勤、遅番、夜勤の4交代制で、基本実働8時間の9時間勤務です。
一日の流れでいうと、朝の起床誘導が早い方で午前5時半くらいから始まって、7時半から朝食、その後ラジオ体操をします。体操にもいろいろあって転ばないように足を動かす「あしあし体操」、嚥下能力のための「のどのど体操」などや、音楽に合わせる肩甲骨の運動があります。この肩甲骨の運動が一番しんどいやつです、やってもらう事自体が難しいですが、みんなが集まる時間を作れるし、その後の日課に繋がるので一生懸命支援しています。
体操の後は、療育音楽、陶芸、歩行訓練、手先の運動などから一つ日課を行い、昼食になります。たまにDVD鑑賞とかカラオケとかもありますよ。午後にも日課があり、日課の後は入浴をして夕食、という流れになっています。
現在、入所されている方は40名程で男性21名・女性19名いらっしゃいます。
年齢層は若い方で21歳、一番上の方で78歳。平均年齢は40歳代後半くらいだと思います。高志保園の創立が今年で26年目になるのですが、創立当初からいらっしゃる方が半数程で、高齢化も進んでいます。

Q2

入社のきっかけは?

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琉球大学で福祉を学び、社会福祉士の資格取得後、海邦福祉会に入社しました。
私が中学生の頃、祖父が介護サービス利用していて、そこで出会ったケアマネージャーさんがきっかけで福祉の仕事に興味を持つようになりました。
そして大学進学を考えた時に、やっぱり「福祉」の仕事に就きたいと思い、福祉を学べる学部に進学しました。
大学では当初、高齢者分野の専攻を希望していたのですが、施設実習で障がい者の就労支援施設に行った時に、記憶能力が高い自閉症の方達と出会いました。
彼らは、ぱっと見た景色を描けたり、瞬間的に物事を覚えたりと、自分の知らない世界を知っていて、この方々からいろいろと教わりたいし、この方々の環境を整えて様々なところで活躍してほしい、という想いが込み上げてきて、「障がい者分野」に進むことを決めました。
海邦福祉会の施設長との出会いは、大学4年生の卒論発表会の場です。
この時の講師が、就労移行支援事業でカフェ運営などをされている方で、県内の福祉施設関係者をたくさん招待してくれていたんです。その時は、就職活動について具体的に行動していなかったので「この機会に誰かと繋がっておこう」と思いSNSを利用して連絡をとり、説明会に参加するなどしていました。そういった関わりの中で、施設長の「入所施設への思い」に触れることがあり、そこに共感してここで働こうと決めました。

Q3

仕事の魅力は?

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この仕事の魅力は、「毎日が驚きと楽しさで連続で刺激的である」ことです。
ある入所者の方の話を例に出すと、
この方はジュースを飲みたいとなった時、周りにうまく伝える事ができなくて、そばにいる人をつねってしまう事があるんです。こういう事が何回かあると、職員同士で「外出させるのは難しいね」と半ば諦めてしまっていたのですが、ある日、とてもジュースが欲しかったのか近くの売店まで1人で歩いていかれたんです。
「大変だ!」って追いかけて行くと、その場で開けて飲む事もせず、きちんとかごに入れてお会計を待っていたんです。ジュースはお金と引き換えってわかるんだ!買い物行けるんだ!この人にはこんな能力があるんだ!って正直驚きでした。
こういう風にその人の能力に気づいて、そこを伸ばして、その人のニーズ(この場合だとジュースが飲みたい)に合うように支援していくとこの人に笑顔が増えて、周りの人もみんな笑顔で穏やかに一日を過ごすことができます。
私はこの一日があるだけでハッピーになれるんです。
目の前にあることをこなすだけで精一杯だったのが、支援するこちら側の配慮で、つねったりパニックに陥ることを減らせるんじゃないかと気づいた時に「この仕事こんなにおもしろいんだ」と思えました。
もちろん、そこに行き着くことができたのは、実際に見せて教えてくれる先輩や施設長がいらっしゃったからです。簡単な仕事ではないのでその魅力に気づくのに時間がかかるとは思いますが、先輩達が示してくれたように、これからは自分が後輩へ見せていくことが課題の一つです。

Q4

どうやって難しさを乗り越えられた?

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私は大学で福祉について勉強していた分「利用者との関わり」というハードルは低かったと思います。(普通はここで苦労する方が多いのでは・・・)
言葉だけで伝わらない時も、ただ大きな声を出すだけじゃなくて「この方法はどうかな?」と工夫する為のコミュニケーションツールをもっていた事は大きな強みになりました。
また、そうして工夫している中で、1人でやるだけじゃなくてチームで働くことの大切さも実感しました。
チームで働くということで言うと、海邦福祉会では8つの事業所がそれぞれ連携をとっていることが強みですね。年代も10代から60代までと幅広く、それぞれの事業間を行き来することも多く、和気あいあいとした雰囲気です。また、私は互助会長をさせて頂いていて、「海邦福祉会まつり」「ボーリング大会」、互助会以外にも平成生まれを集めた「Hey Say会」などイベントを企画運営しています。
特に「Hey Say会」については、もちろん先輩達との繋がりも大事ですが、若手だけで繋がって助け合い、意見を交換しあうのは刺激になります。事業所の枠を超えて繋がっているので異動があっても仕事がしやすくなります。2・3か月に1回集まってはじける会です。単純に楽しくてやっている部分が大きいですけど(笑)。

Q5

次に目指しているステップは?

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目の前にあるステップは、今までの経験や研修などから得たものを事業所内でアウトプットすることです。
今やっと、利用者のニーズを引き出し、強みを理解して支援に繋げられたら、それが私自身の「やりがい」になる、利用者もハッピーになれる、というところまで至る事ができました。
これからはそういった「繋ぎ」を単発ではなく「流れ」として理解して、他の職員と共有して実行できるようになりたいです。そうすれば、もっと穏やかな日常が創れると思います。
最近は大学で福祉を学んで就職を希望する人が増えてきました。
そういった人達は入りたくて入ってきている人達です。
求人誌などで見て希望する人と、興味をもって勉強を始めてずっと福祉と関わりを持ってきた人では、そこにある思いに差が生まれてくると思います。
強い思いをもっている人はやはり、私たち先輩がやっていることをしっかり見てくれています。
私が言葉で伝えられきれなくても、せめて魅せて学んでもらえるようになりたいです。
利用者の方達も、要求が通らないからと、大きな声を出したくて出している訳ではないんです。どういったコミュニケーションツールで、どうやってニーズを引き出すのか、そういった知識スキルを職員全員が武器として持てるようになったら、その人はどこにいっても活躍できるようになると思います。
もう少し先のステップとしては、・・・会社を持ちたいです!
業界の先輩には株式会社で就労支援をしている方もいらっしゃいます。
私も卒論は社会的企業といって福祉の枠にとらわれない福祉について研究しました。
施設長も理解してくれていて、その為にいろいろと経験を積ませてもらっているところです。

Q6

キャリアセンターに来る人の中にも福祉の仕事に興味がある学生が多いです。 就活生に向けてアドバイスなどを!

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「内定蹴ってもかまいません」
「興味もったらきてください!」
「面接受けてみてください」
「内定もらっても蹴って構わないので、
 もっと魅力あるところあると感じたら、
 行ってみてください。」

就職活動ってたくさん受けて、内定もらえたらそこから一番行きたいところを選んで就職するというのは一般的な流れだと思うのですが、福祉を志す人は他施設同士の横のつながりを気にして「内定を蹴る」事に慎重になりすぎているような気がします。
内定もらえたら就活生側も「自分はいろんな会社からこれだけ必要とされているのだ。」と思えて、もっと自分の魅力をアピールできるようになるだろうし、前向きな気持ちで仕事に就く事もできる。プラスしかないと思うんですよ。
ぜひ一度、気になる分野の会社の説明会などに行ってみて下さい。福祉業界も、就活生がいろんな会社を見て、知って、選んで、マッチした会社を選択していく時代です。そういったことを加味しながら、私たち海邦福祉会も積極的に新卒採用を行っています。一緒に妄想しませんか?

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